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電気工事士試験 · 学習ガイド

平成28年度第二種電気工事士下期技能試験(12月3日) 課題3の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

平成28年度第二種電気工事士下期技能試験(12月3日) 課題3の概要
30:00

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平成28年度下期 課題3 配線工事(タイムスイッチ回路)

技能試験 · 配線工事 / 複線図 / タイムスイッチ / リングスリーブ圧着 / 差込形コネクタ

図に示す低圧屋内配線工事の配線図及び施工条件に従い、支給材料を用いて完成させなさい。 【配線図概要】 ・単相2線式100V電源(VVF 2.0-2C、青シース)からジョイントボックスAへ配線する。 ・ジョイントボックスAから下方に埋込連用タンブラスイッチ「ロ」(VVF 1.6-2C)を設ける。 ・ジョイントボックスAとジョイントボックスB間をケーブル(VVF 1.6-3C)で接続する。 ・ジョイントボックスBから上方のタイムスイッチ代用端子台(TS、3極)へ配線(VVF 1.6-2C)し、端子台から右方の角形引掛シーリング「イ」へ配線(VVF 1.6-2C)する。 ・ジョイントボックスBから右方のランプレセプタクル「ロ」(VVF 1.6-2C)、および下方へ埋込連用コンセント(VVF 1.6-2C、取付枠使用)を配線する。 【施工条件】 1. 電源からの接地側電線にはすべて白色、電源から点滅器・コンセント・タイムスイッチまでの非接地側電線にはすべて黒色を使用する。 2. コンセント接地側極端子(W)、ランプレセプタクル受金ねじ部端子、タイムスイッチS2端子、引掛シーリング接地側極端子に白を接続する。 3. ジョイントボックスAの接続はリングスリーブ終端接続、ジョイントボックスBの接続は差込形コネクタ接続とする。 4. 埋込連用取付枠はコンセント部分に取り付ける。 5. ランプレセプタクル及び引掛シーリングは台座の引込口を欠かず、裏面から挿入する。 これらに適合する結線・接続、電線色およびリングスリーブ圧着刻印を答えなさい。

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解答

【ジョイントボックスAの接続(リングスリーブ)】 ・電源黒(2.0mm)+スイッチ「ロ」黒(1.6mm)+ボックスB行き黒(1.6mm)の3本接続:リングスリーブ「小」、刻印「小」 ・電源白(2.0mm)+ボックスB行き白(1.6mm)の2本接続:リングスリーブ「小」、刻印「小」 ・スイッチ「ロ」白(1.6mm)+ボックスB行き赤(1.6mm)の2本接続:リングスリーブ「小」、刻印「○」 【ジョイントボックスBの接続(差込形コネクタ)】 ・4本用:ボックスAからの白(1.6mm)、コンセント白(1.6mm)、ランプレセプタクル白(1.6mm)、タイムスイッチS2行き白(1.6mm) ・3本用:ボックスAからの黒(1.6mm)、コンセント黒(1.6mm)、タイムスイッチS1行き黒(1.6mm) ・2本用:ボックスAからの赤(1.6mm)、ランプレセプタクル黒(1.6mm) 【端子台(タイムスイッチ代用)の接続】 ・S1端子:ボックスBからの黒(1.6mm) ・S2端子:ボックスBからの白(1.6mm)と引掛シーリングへの白(1.6mm)の2本を結線 ・L1端子:引掛シーリングへの黒(1.6mm) 【器具結線・極性】 ・引掛シーリング「イ」:接地側極端子(W)に白線、他方に黒線。 ・ランプレセプタクル「ロ」:受金ねじ部端子に白線、中心接触片端子に黒線。 ・コンセント:接地側極端子(W)に白線、他方に黒線(連用取付枠を装着)。 ・スイッチ「ロ」:電源非接地側黒線と、返りの白線を接続。

解説

タイムスイッチ回路では、タイムスイッチ内部の駆動モーター用に常時電源(非接地側S1、接地側S2)を供給し、内部接点を経由した出力端子L1から負荷の非接地側へ給電します。端子台代用の場合は端子S2が負荷の接地側との中継点となるため、端子S2に電源側接地線と負荷側接地線の2本を結線します。また、圧着スリーブ選定基準において、1.6mm×2本は刻印「○」、1.6mm×1本+2.0mm×1本および1.6mm×2本+2.0mm×1本はリングスリーブ小で刻印「小」となります。

解き方

  1. 単線図から複線図を起こし、電源の接地側(白)を各負荷(コンセント、ランプレセプタクル、タイムスイッチS2、引掛シーリング)へ、非接地側(黒)を常時電源器具(スイッチ、コンセント、タイムスイッチS1)へ結線する。
  2. タイムスイッチの端子台結線(S1に黒、S2に白2本、L1に引掛シーリングへの黒)およびスイッチ「ロ」の点滅線(ボックス間赤線経由でランプレセプタクル黒へ)を結線整理する。
  3. ボックスAの接続電線の太さと本数からリングスリーブのサイズ(すべて「小」)と圧着マーク(1.6+1.6は「○」、2.0を含む接続は「小」)を特定し、ボックスBの差込形コネクタの極数(4本用、3本用、2本用)を確定する。

覚えるポイント

  • タイムスイッチ代用端子台のS2端子には、電源接地側(白)と負荷接地側(白)の2本を共締め結線する。
  • リングスリーブの圧着刻印は1.6mm×2本のみが「○」、2.0mm×1本+1.6mm×1本および2.0mm×1本+1.6mm×2本は「小」となる。

間違えやすいところ

  • 電源線が2.0mmであることを見落とし、電源白(2.0)+ボックスB白(1.6)の圧着刻印を誤って「○」で圧着してしまう。
  • タイムスイッチ端子台のS2端子に引掛シーリングへの白線を結線し忘れ、ジョイントボックスBから直接引掛シーリングへ白線を引いてしまう。

出題の前提:平成28年度第二種電気工事士下期技能試験(12月3日実施)候補問題No.3 施工条件及び公式解答例

出典:電気技術者試験センター『平成28年度第二種電気工事士下期技能試験(12月3日) 課題3』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

平成28年度第二種電気工事士下期技能試験(12月3日) 課題3

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成28年度第二種電気工事士下期技能試験(12月3日) 課題3の問題・解答資料です。