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電気工事士試験 · 学習ガイド

平成28年度第二種電気工事士上期技能試験(7月24日実施分)(7月24日) 課題1の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

平成28年度第二種電気工事士上期技能試験(7月24日実施分)(7月24日) 課題1の概要
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平成28年度第2種電気工事士上期技能試験 候補問題No.1の施工

技能試験 · 位置表示灯内蔵スイッチ / リングスリーブ圧着 / 差込形コネクタ接続 / 連用取付枠

配線図および施工条件に従い、支給材料を用いて低圧屋内配線工事を完成させなさい。 【配線概要】 ・電源:単相2線式100V(EM-EEF 2.0-2C、150mm) ・ジョイントボックスAから器具への配線: - 引掛シーリング(角形)「イ」:VVF 1.6-2C(150mm) - スイッチ群「イ(位置表示灯内蔵)」「ロ」「ハ」:VVF 1.6-2C × 2本(150mm) - ジョイントボックスB間:VVF 1.6-3C(150mm) ・ジョイントボックスBから器具への配線: - ランプレセプタクル「ロ」:VVF 1.6-2C(150mm) - 施工省略(蛍光灯)「ハ」:VVF 1.6-2C(150mm) 【主な施工条件】 1.「ロ」のタンブラスイッチを取付枠の中央に取り付けること。 2. 電線色別:接地側はすべて白色、電源から点滅器までの非接地側はすべて黒色、ランプレセプタクルの受金ねじ部端子および引掛シーリングの接地側極端子には白色を結線すること。 3. ジョイントボックスAの接続はリングスリーブによる圧着接続、ジョイントボックスBの接続は差込形コネクタによる接続とすること。 4. ランプレセプタクル・引掛シーリングは台座の引込口を欠かずに下部から挿入すること。

解答・解説を表示

解答

ジョイントボックスAはリングスリーブ(小)を用いて、2.0mm+1.6mm×2本(接地側白)を「小」、2.0mm+1.6mm(非接地側黒)を「小」、1.6mm×2本(点滅器返り線イ・ロ・ハ各組)をそれぞれ「○」で圧着(計5箇所)。ジョイントボックスBは差込形コネクタを用いて接地側白3本を3本用コネクタ、点滅器ロ・ハの返り各組(各2本)を2本用コネクタで接続する。スイッチ枠中央にタンブラスイッチ「ロ」を取り付け、位置表示灯内蔵スイッチ「イ」およびタンブラスイッチ「ハ」と非接地側黒の渡り線で接続する。

解説

単相2線式配線において、電源からの接地側電線(白)は常時電圧がかからないよう全負荷器具(受金ねじ部や極性表示側)に直接結線し、非接地側電線(黒)はすべての点滅器(スイッチ)へ供給します。各スイッチからの出力(返り線)を対応する負荷器具の非接地側端子へ接続します。リングスリーブ圧着では電線の公称断面積の合計に応じて「○」(1.6mm×2本=小スリーブ)または「小」(合計断面積3.2mm2を超え8mm2以下=小スリーブ)を正しく選択することが必須です。

解き方

  1. 複線図を作成し、電源からの白線(接地側)を各負荷器具へ、電源からの黒線(非接地側)を3連スイッチへ接続し、各スイッチ(イ・ロ・ハ)からの返り線をそれぞれの器具へ結線する経路を確認する。
  2. 連用取付枠の中央に「ロ」のタンブラスイッチ、上下に「イ(位置表示灯内蔵)」と「ハ(タンブラスイッチ)」を取り付け、黒色の渡り線で非接地側端子を共通接続する。
  3. 器具加工(引掛シーリング・ランプレセプタクルのケーブル外装・絶縁被覆剥ぎ取り、のの字曲げ加工)を施し、極性・受金ねじ部に白線が来るようネジ止めする。
  4. ジョイントボックスBにて、接地側白線3本を3本用コネクタ、点滅器ロ・ハの返り線各組を2本用コネクタで確実に奥まで差し込んで接続する。
  5. 本問に示された接続の範囲で考えます。ジョイントボックスAにて、リングスリーブ(小)を用いて接続規格に適合するダイス(2.0mm含有部は「小」、1.6mm×2本は「○」)で圧着し、余長端末を切断して完成させる。この圧着の説明を別の径・本数へ一般化せず、異なる接続では単線・より線の別も含めて適合表でスリーブと刻印を選び直します。

覚えるポイント

  • 1.6mm電線2本のリングスリーブ圧着刻印は必ず「○」を使用する(「小」は欠陥)。
  • 2.0mm電線1本と1.6mm電線1〜2本の接続では小スリーブで刻印「小」を使用する。
  • ランプレセプタクルは受金ねじ部端子に白線、中心接触片端子に黒線を接続する。
  • 施工条件指定により、連用取付枠の中央位置にはタンブラスイッチ「ロ」を取り付ける。

間違えやすいところ

  • 電源ケーブルEM-EEF(エコケーブル)は外装・被覆が硬いため、芯線に傷をつけやすい。
  • スイッチ「ロ」の取付枠位置指定(中央)を見落として上部または下部に取り付けてしまう。
  • ボックスAの圧着マークで、2.0mm+1.6mm接続を「○」や「中」で誤って圧着してしまう。
  • ランプレセプタクルの受金ねじ部端子と中心接触片端子の結線極性を逆にしてしまう。

出題の前提:平成28年度第二種電気工事士上期技能試験(7月24日実施)問題および公式解答・施工条件(電気技術者試験センター公表基準)

出典:電気技術者試験センター『平成28年度第二種電気工事士上期技能試験(7月24日実施分)(7月24日) 課題1』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp)

平成28年度第二種電気工事士上期技能試験(7月24日実施分)(7月24日) 課題1

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成28年度第二種電気工事士上期技能試験(7月24日実施分)(7月24日) 課題1の問題・解答資料です。