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電気工事士試験 · 学習ガイド

平成27年度第二種電気工事士下期技能試験 課題1の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

平成27年度第二種電気工事士下期技能試験 課題1の概要
30:00

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平成27年度下期 技能試験 課題1 配線工事(金属管工事・アウトレットボックス)

技能試験 · 金属管工事(ねじなし電線管) / アウトレットボックス / リングスリーブ圧着接続 / 差込形コネクタ接続 / 埋込連用取付枠

図に示す低圧屋内配線工事を与えられた材料を使用し、施工条件に従って完成させなさい。 【配線図の概要】 ・電源:単相2線式100V(VVF 2.0-2C、青色シース、長さ150mm相当) ・ジョイントボックス(アウトレットボックス)を中心に各負荷・器具へ配線。 ・ジョイントボックスから右へ:引掛シーリング(角形)「イ」(VVF 1.6-2C、150mm) ・ジョイントボックスから左下へ:ランプレセプタクル「ロ」(VVF 1.6-2C、250mm) ・ジョイントボックスから右下へ:タンブラスイッチ「ロ」(VVF 1.6-2C、250mm) ・ジョイントボックスから下へ:ねじなし電線管(E19、120mm)を経由してタンブラスイッチ「イ」および埋込連用コンセント(IV 1.6mm×3本[黒・白・赤]、250mm) 【主な施工条件】 1. 配線及び器具の配置は図に従うこと。 2. ジョイントボックスは打抜き済みの穴だけをすべて使用すること。 3. 電線の色別:電源からの接地側電線はすべて白色、電源から点滅器及びコンセントまでの非接地側電線はすべて黒色とする。ランプレセプタクルの受金ねじ部端子、コンセントの接地側極端子(W表示)、引掛シーリングの接地側極端子(接地側表示)には白色電線を結線すること。 4. ジョイントボックス部分を経由する電線は、電源側電線(シース青色)との接続箇所をリングスリーブによる終端接続とし、その他の接続箇所は差込形コネクタによる接続とすること。 5. ねじなしボックスコネクタはジョイントボックス側に取り付け、止めねじは頭部がねじ切れるまで締め付けること。スイッチボックス側への取り付けは省略する。 6. 埋込連用取付枠は、タンブラスイッチ(イ)及びコンセント部分に使用すること。 7. ランプレセプタクル及び引掛シーリングは、台座のケーブル引込口を欠かずに下部(裏側)からケーブルを挿入すること。 【この試験課題固有の省略とボックス施工】金属管とアウトレットボックスとの電気的接続処理は省略するが、ボックスコネクタによる機械的固定は施工する。スイッチボックスの取付け、接続箇所のテープ巻き、作品の保護板への固定も省略し、電源側端末は被覆を剥かず切断したままとする。ボックスの打抜き穴は19mmが3箇所、25mmが2箇所。19mmの1箇所にコネクタを固定し、ケーブルを通す残る4箇所にはゴムブッシング(19用2個、25用2個)を装着する。支給の絶縁ブッシングはボックス内側のコネクタに取り付ける。

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解答

アウトレットボックス内で電源側を含む接続2箇所をリングスリーブ(接地側白4本は「中」、非接地側黒3本は「小」)で圧着し、負荷への点滅線2箇所を2本用差込形コネクタで接続する。ねじなし電線管コネクタの止めねじ頭部をねじ切り、絶縁ブッシングを装着してIV線3本を通線し、スイッチ・コンセント連用枠取付および各極性・電線色を条件通りに正しく結線する。

解説

屋内配線工事では、単線図から回路動作を把握して複線図を起こし、電源から負荷・点滅器・コンセントへの電線色別や接続器具の規定を守ることが重要です。特に接地側(白)は受金ねじ部やW端子、引掛シーリングの接地側端子に接続し、非接地側(黒)はスイッチやコンセントへ直接送ります。また指定された接続方法(リングスリーブ圧着と差込形コネクタ)の区分と、電線の太さ・本数に応じた適切なスリーブサイズおよび圧着工具のダイス選定が必須となります。

解き方

  1. 単線図と施工条件から複線図を作成し、各器具への配線ルート、心線数、電線色(白・黒・赤)を確定する。
  2. アウトレットボックスにゴムブッシングを装着し、ねじなし電線管にコネクタを取り付けてボックスへ固定し止めねじをねじ切る。
  3. 連用取付枠にスイッチ(イ)とコンセントを取り付け、わたり線(黒)を配線してIV線を接続し、金属管経由でボックス内へ引き込む。
  4. 各ケーブルの外装・絶縁被覆を剥ぎ取り、ランプレセプタクルおよび角形引掛シーリングを極性に注意して結線する。
  5. 施工条件に従い、電源線を含む2箇所をリングスリーブ(接地側白4本は中スリーブ・中刻印、非接地側黒3本は小スリーブ・小刻印)で圧着し、スイッチ返り線2箇所を2本用差込形コネクタで接続する。
  6. 【この試験課題固有の省略とボックス施工】金属管とアウトレットボックスとの電気的接続処理は省略するが、ボックスコネクタによる機械的固定は施工する。スイッチボックスの取付け、接続箇所のテープ巻き、作品の保護板への固定も省略し、電源側端末は被覆を剥かず切断したままとする。ボックスの打抜き穴は19mmが3箇所、25mmが2箇所。19mmの1箇所にコネクタを固定し、ケーブルを通す残る4箇所にはゴムブッシング(19用2個、25用2個)を装着する。支給の絶縁ブッシングはボックス内側のコネクタに取り付ける。

覚えるポイント

  • 電源線を含む接続はリングスリーブ、それ以外は差込形コネクタという施工条件の接続指定を混同しないこと。
  • 2.0mm×1本+1.6mm×3本の白線接続は合計断面積が大きいためリングスリーブ「中」と刻印「中」を使用する。
  • ねじなしボックスコネクタの止めねじは必ず頭部をねじ切り、ボックス内側のコネクタに支給の絶縁ブッシングを装着すること。

間違えやすいところ

  • 電源白(2.0mm)を含む4本接続でリングスリーブ小を選択したり小刻印で圧着してしまう圧着マーク誤り。
  • スイッチ(ロ)へのケーブルで非接地側(黒)と点滅返り線(白)の扱いを誤り、ランプレセプタクルへ送る結線を間違えるミス。
  • ランプレセプタクルの受金ねじ部やコンセントのW端子に黒線を結線してしまう極性逆接続。
  • ねじなしボックスコネクタの止めねじ頭部をねじ切り忘れる施工ミス。

出題の前提:平成27年度第二種電気工事士下期技能試験 施工条件および公式公表解答(判定基準・複線図・完成作品例)

出典:電気技術者試験センター『平成27年度第二種電気工事士下期技能試験 課題1』
公式技能課題・施工条件 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

平成27年度第二種電気工事士下期技能試験 課題1

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成27年度第二種電気工事士下期技能試験 課題1の問題・解答資料です。