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電気工事士試験 · 学習ガイド

平成26年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1(2014/07/27実施)の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

平成26年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1の概要
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平成26年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1の施工

技能試験 · 複線図の作成 / リングスリーブの圧着 / 差込形コネクタ接続 / 三相3線式・単相2線式配線

配線図および施工条件に従い、単相2線式100V回路(配線用遮断器代用端子台、引掛シーリング、タンブラスイッチ、コンセント)および三相3線式200V回路(漏電遮断器代用端子台、電源表示灯ランプレセプタクル、電動機施工省略部)の配線・結線を行い完成させなさい。 【図示寸法・試験固有の施工条件】100V端子台〜Bは350mm、200V端子台〜AとA〜電動機側省略端末は各150mm、A〜電源表示灯とB〜引掛シーリングは各250mm、B〜スイッチ・コンセントは200mmとする。本問の三相電源はS相接地と指定され、表示灯はS-T相間へ接続する。ジョイント部を通過する心線にも、その部分ですべて接続箇所を設ける。電動機側省略端末は被覆を剥かず切断したままとし、VVF用ジョイントボックス・スイッチボックスの取付け、接続部のテープ巻き、保護板への固定は省略する。

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解答

ジョイントボックスA(リングスリーブ圧着):R相(電源赤2.0mm+電動機赤2.0mm)はリングスリーブ小で刻印「小」、S相(電源白2.0mm+電動機白2.0mm+表示灯白1.6mm)はリングスリーブ中で刻印「中」、T相(電源黒2.0mm+電動機黒2.0mm+表示灯黒1.6mm)はリングスリーブ中で刻印「中」。ジョイントボックスB(差込形コネクタ):接地側白3本(電源白1.6mm+引掛白1.6mm+コンセント白1.6mm)を3本用コネクタ、非接地側黒2本(電源黒1.6mm+スイッチ黒1.6mm)を2本用コネクタ、点滅器返り線2本(スイッチ赤1.6mm+引掛黒1.6mm)を2本用コネクタで接続する。器具側:端子台100VはNに白・Lに黒、200VはRに赤・Sに白・Tに黒。ランプレセプタクル受金ねじ部に白・中心に黒。引掛シーリング接地側に白。コンセントWに白、非接地側に黒と黒わたり線を結線する。

解説

本問は施工条件で三相電源のS相を接地するものと指定されており、接地側であるS相に白色、非接地側のR相に赤色、T相に黒色を用います。電源表示灯(受金ねじ部のあるランプレセプタクル)はS-T相間に接続するため、受金ねじ部には必ず接地側であるS相の白線を接続します。またリングスリーブの選定において、2.0mm電線2本の組合せは断面積合計が小スリーブの許容範囲内に収まるため、リングスリーブ小を使用して刻印マーク「小」で圧着します。一方、2.0mm電線2本に1.6mm電線1本が加わる組合せでは小スリーブの適用範囲を超えるため、リングスリーブ中を使用して刻印「中」で圧着する必要があります。

解き方

  1. 施工条件から各回路の電線色別(100V接地側白・非接地側黒、200VのR相赤・S相白・T相黒)と極性指定(レセプタクル受金ねじ部・引掛シーリング接地側・コンセントW・端子台Nに白)を確認し複線図を作成する。
  2. 支給材料(VVF2.0-3C青色、VVF1.6-2C、VVF1.6-3C)から配線図寸法とボックス内・器具接続部の削ぎ代を考慮して各ケーブルを切断・被覆剥ぎ取りを行う。
  3. 器具側(端子台、ランプレセプタクル、引掛シーリング、連用枠付きスイッチ・コンセント)の結線を極性に注意して施工する。
  4. ジョイントボックスBで差込形コネクタ(3本用1個、2本用2個)を用いて電線色・役割ごとに正しく接続する。
  5. ジョイントボックスAで電線サイズと本数(2.0mm×2本はスリーブ小・刻印小、2.0mm×2本+1.6mm×1本はスリーブ中・刻印中)を確認しリングスリーブで終端圧着を行う。
  6. 【図示寸法・試験固有の施工条件】100V端子台〜Bは350mm、200V端子台〜AとA〜電動機側省略端末は各150mm、A〜電源表示灯とB〜引掛シーリングは各250mm、B〜スイッチ・コンセントは200mmとする。本問の三相電源はS相接地と指定され、表示灯はS-T相間へ接続する。ジョイント部を通過する心線にも、その部分ですべて接続箇所を設ける。電動機側省略端末は被覆を剥かず切断したままとし、VVF用ジョイントボックス・スイッチボックスの取付け、接続部のテープ巻き、保護板への固定は省略する。

覚えるポイント

  • 2.0mm電線2本の圧着にはリングスリーブ小を使用し圧着マークは「小」となる。
  • 本問の三相200V回路の電源表示灯はS相とT相間に接続し受金ねじ部側を白線(S相)にする。

間違えやすいところ

  • 2.0mm電線2本のリングスリーブ圧着時に刻印マークを「○」と誤って圧着してしまうミス。
  • ランプレセプタクルの受金ねじ部にT相(黒線)を接続してしまう極性誤り。

出題の前提:平成26年度第二種電気工事士上期技能試験 施工条件および配線図

出典:電気技術者試験センター『平成26年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1』
公式技能課題・施工条件 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

平成26年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1(2014/07/27実施)

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成26年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1(2014/07/27実施)の問題・解答資料です。