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電気工事士試験 · 学習ガイド

平成24年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1(2012/07/29実施)の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

平成24年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1の概要
30:00

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リモコンリレー代用端子台とアウトレットボックスを用いた電灯回路の施工

技能試験 · 複線図 / 端子台結線 / アウトレットボックス / 差込形コネクタ / リングスリーブ圧着

図に示す低圧屋内配線工事を与えられた材料を使用し、施工条件に従って完成させなさい。施工省略部分(電源側および引掛シーリング「ハ」)は指示に従って端末処理し、リモコンリレーは6極端子台で代用すること。【施工条件の要点】①配線及び器具配置は図1に従う。②端子台は図2(主回路側)に従って使用する。③各リモコンリレーに至る電線はそれぞれ2心ケーブル1本を使用する。④アウトレットボックスは打抜き済みの穴だけをすべて使用する。⑤接地側電線はすべて白色、電源からリモコンリレーまでの非接地側電線はすべて黒色とし、器具の極性(ランプレセプタクルの受金ねじ部、引掛シーリングの接地側極「W」)に白色を結線する。⑥ボックス内の電線接続は、4本の接続箇所は差込形コネクタ、その他の接続箇所はリングスリーブ終端接続とする。⑦器具の台座ケーブル引込口は欠かずに下部(裏側)から挿入する。 【図示寸法・端末処理】ボックスから電源側の端末までは200mm、端子台・引掛シーリング「イ」・レセプタクル「ロ」までは各250mm、施工省略「ハ」側の端末までは150mmとする。電源側および省略する引掛シーリング側の端末は被覆を剥かず切断したままとする。VVRの短い残存外装が抜けないよう、問題用紙1頁の図で外装を残すA部分を折り曲げてからB部分を剥ぎ取る。本試験では接続箇所のテープ巻きと作品の保護板への固定を省略する。

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解答

アウトレットボックス内で電源の接地側(白)1本(2.0mm)と負荷3回路(引掛シーリング「イ」、ランプレセプタクル「ロ」、施工省略「ハ」)の接地側(白)3本(1.6mm)の計4本を差込形コネクタ(4本用)で接続する。電源の非接地側(黒)1本(2.0mm)とリモコンリレー3回路(イ・ロ・ハ)へ向かう非接地側(黒)3本(1.6mm)の計4本を差込形コネクタ(4本用)で接続する。各リモコンリレーからの返り線(白)各1本(1.6mm)と各対応負荷への線(黒)各1本(1.6mm)の2本接続計3箇所を、それぞれリングスリーブ(小)を用い刻印「○」で圧着接続する。端子台の主回路側にはイ・ロ・ハ各段に2心を1本ずつ接続し、各器具の極性(受金ねじ部およびW端子に白)を守って結線する。

解説

電灯配線におけるリモコンリレー回路は、操作側低圧制御回路と主回路側(100V電灯線)が端子台等で分離されており、主回路側では通常片切スイッチと同様に非接地側電源線を開閉する構成をとります。ジョイント部での電線相互接続では、接続本数に応じた接続器具の指定(本問では4本接続に差込形コネクタ、その他にリングスリーブ)および電線太さと本数の組合せによる適正な圧着ダイス(1.6mm同士の2本接続には刻印「○」)の選定が不可欠です。

解き方

  1. 単線図から各器具の位置、電線仕様(電源部VVR2.0-2C、各負荷・端子台部VVF1.6-2C)、施工省略箇所(電源側、引掛シーリング「ハ」)を把握する。
  2. 施工条件に基づき複線図を作成し、接地側白線の接続(電源+負荷3回路の計4本)、非接地側黒線の接続(電源+リモコンリレー3回路の計4本)、スイッチ返り線の接続(各リレーと対応負荷の各2本×3組)を確定する。
  3. アウトレットボックスの打抜き穴にゴムブッシングを装着し、寸法図に合わせて切断・外装剥ぎ取りを行った各ケーブルを通線する。
  4. 端子台の主回路側(イ・ロ・ハ)に各2心ケーブルを極性・締付けに注意して結線し、器具(引掛シーリング接地側極W、レセプタクル受金ねじ部)へ白線を正しく接続する。
  5. 施工条件に従い、4本接続2箇所を差込形コネクタで結線し、2本接続3箇所をリングスリーブ(小)の刻印「○」で確実に圧着する。
  6. 【図示寸法・端末処理】ボックスから電源側の端末までは200mm、端子台・引掛シーリング「イ」・レセプタクル「ロ」までは各250mm、施工省略「ハ」側の端末までは150mmとする。電源側および省略する引掛シーリング側の端末は被覆を剥かず切断したままとする。VVRの短い残存外装が抜けないよう、問題用紙1頁の図で外装を残すA部分を折り曲げてからB部分を剥ぎ取る。本試験では接続箇所のテープ巻きと作品の保護板への固定を省略する。

覚えるポイント

  • 1.6mm電線2本のリングスリーブ圧着時の刻印は必ず「○」(極小)を用いる。
  • 引掛シーリングの「W」接地側極端子およびランプレセプタクルの受金ねじ部端子には必ず接地側白線を結線する。
  • アウトレットボックスの打抜き穴にはすべてゴムブッシングを装着してから通線する。

間違えやすいところ

  • 1.6mm電線2本のリングスリーブ圧着でダイス選定を誤り刻印「小」で圧着してしまう施工ミス。
  • ランプレセプタクルの受金ねじ部端子と中心接触片端子で電線色(極性)を取り違えて結線するミス。
  • 端子台の主回路側ではなく操作側端子に接続してしまうミス、または1つのリレー端子に誤って異なる回路の線をまたいで結線するミス。

出題の前提:平成24年度第二種電気工事士上期技能試験 技能試験問題および施工条件

出典:電気技術者試験センター『平成24年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1』
公式技能課題・施工条件 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

平成24年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1(2012/07/29実施)

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成24年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1(2012/07/29実施)の問題・解答資料です。