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電気工事士試験 · 学習ガイド

平成24年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1(2012/07/28実施)の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

平成24年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1の概要
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平成24年度上期技能試験課題1の施工と配線

技能試験 · 単相2線式100V回路 / 単相2線式200V回路 / 接地極付コンセント / 器具結線 / 圧着接続

図1の配線図および<施工条件>に従い、支給材料を用いて低圧屋内配線工事を完成させなさい。なお、端子台は配線用遮断器(100V、2極1素子)、漏電遮断器(200V、2極2素子)、および接地端子(ET)の代用とし、図2に従って結線すること。VVF用ジョイントボックス内の電線接続において、4本の接続箇所は支給された差込形コネクタ(4本用)を用い、その他の接続箇所はリングスリーブによる終端接続(圧着マークの選定を含む)を行うこと。施工省略箇所(蛍光灯「イ」側および100V/200V電源側)の指定寸法と器具配置を満たすこと。 【図示寸法・省略】100V端子台〜ジョイント部、200V端子台〜接地極付コンセント、ジョイント部〜レセプタクルは各250mm、ジョイント部〜スイッチ・コンセント部は200mm、蛍光灯側の省略境界までは100mmとする。ジョイント部を経由する心線にはその部分ですべて接続箇所を設ける。VVF用ジョイントボックスとスイッチボックスの取付け、接続箇所のテープ巻き、作品の保護板への固定は省略する。蛍光灯側端末は被覆を剥かず切断したままとする。

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解答

5極端子台の100V回路(N端子に白、L端子に黒)、200V回路(2極にVVF2.0-3Cの接地線以外の2心、色別不問)、接地端子(ETに緑)を接続する。200V回路のVVF2.0-3Cは20A 250V接地極付コンセントへ接続し、接地極(E端子)に緑線を結線する。連用取付枠には上からスイッチ「イ」、スイッチ「ロ」(枠中央)、コンセントを配置し、非接地側黒線を渡り配線する。ジョイントボックス内は、接地側電線4本(2.0mm白×1、1.6mm白×3)を4本用差込形コネクタで接続し、非接地側黒線(2.0mm×1、1.6mm×1)をリングスリーブ小・刻印「小」で圧着、スイッチ「イ」戻り線(1.6mm×2)およびスイッチ「ロ」戻り線(1.6mm×2)をそれぞれリングスリーブ小・刻印「○」で圧着する。

解説

リングスリーブ(小)による終端接続では、電線の公称断面積の合計に応じて圧着ダイスの刻印マークを使い分けます。1.6mm電線(断面積約2.0mm²)2本のみを接続する場合は、極小刻印「○」を選択します。本問における電源側2.0mm電線(断面積約3.14mm²)1本と1.6mm電線1本の接続では、合計断面積が約5.14mm²となるため刻印「小」を選択して圧着します。電線の組合せごとに正しいスリーブサイズと圧着工具のダイス刻印を照合することが電気工事士技能試験における基本的判断基準となります。

解き方

  1. 単線図から複線図を起こし、100V回路の接地側(白)および非接地側(黒)、200V回路(緑の接地線と、色別不問の2心)、スイッチ各個(イ・ロ)の戻り配線を整理する。
  2. 端子台(100V/200V/ET)の各端子および200Vコンセント、連用取付枠器具の結線極性と電線色を施工条件に照らして確定する。
  3. ジョイントボックス内の電線接続箇所を分類し、白線4本の接続には差込形コネクタ(4本用)を、その他の2線接続3箇所にはリングスリーブ(小)を用いて適切な刻印マーク(「小」×1箇所、「○」×2箇所)で圧着する。
  4. 【図示寸法・省略】100V端子台〜ジョイント部、200V端子台〜接地極付コンセント、ジョイント部〜レセプタクルは各250mm、ジョイント部〜スイッチ・コンセント部は200mm、蛍光灯側の省略境界までは100mmとする。ジョイント部を経由する心線にはその部分ですべて接続箇所を設ける。VVF用ジョイントボックスとスイッチボックスの取付け、接続箇所のテープ巻き、作品の保護板への固定は省略する。蛍光灯側端末は被覆を剥かず切断したままとする。

覚えるポイント

  • スイッチ「ロ」は施工条件により取付枠の中央位置に配置する指定があるため器具位置に注意する。
  • 2.0mm電線1本と1.6mm電線1本のリングスリーブ小による圧着マークは「小」である(「○」にしない)。
  • ランプレセプタクルの受金ねじ部端子には必ず接地側電線(白線)を結線する。

間違えやすいところ

  • 2.0mm×1本+1.6mm×1本のリングスリーブ圧着で、誤って刻印「○」で圧着してしまう施工不良。
  • 端子台の100V回路側で、N端子に黒線、L端子に白線を誤結線してしまう極性逆配線。
  • 20A 250V接地極付コンセントの接地端子(E)に緑線以外の電線を接続してしまうミス。

出題の前提:平成24年度第二種電気工事士上期技能試験 配線図・施工条件(2012年7月28日実施課題1)

出典:電気技術者試験センター『平成24年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1』
公式技能課題・施工条件 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

平成24年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1(2012/07/28実施)

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成24年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1(2012/07/28実施)の問題・解答資料です。