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電気工事士試験 · 学習ガイド

平成23年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1(2011/07/23実施)の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

平成23年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1の概要
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平成23年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1の施工と複線図

実技施工 · 技能試験 / 複線図 / 同時点滅回路 / 差込形コネクタ / リングスリーブ圧着

図に示す配線図及び支給材料をもとに、施工条件に従って低圧屋内配線工事を完成させる課題である。主な条件は以下の通り。 ・電源:単相2線式100V(配線用遮断器Bの負荷側からジョイント部までVVF 2.0-2C、遮断器より電源側は施工省略、施工区間150mm) ・接続箇所:中央のVVF用ジョイントボックス部分(ボックス本体は支給なし) ・器具配置:上方に引掛シーリング(角形、VVF 1.6-2C、150mm)、右方にランプレセプタクル(VVF 1.6-2C、150mm)、下方に連用取付枠に取り付けたタンブラスイッチ・確認表示灯(パイロットランプ)・コンセント(VVF 1.6-3C、150mm) ・確認表示灯は引掛シーリング及びランプレセプタクルと同時点滅とする。 ・ジョイントボックスでの電線接続:3本の接続箇所は差込形コネクタ(3本用)による接続、その他の接続箇所はリングスリーブによる終端接続とする。 ・極性および色別:接地側電線はすべて白色を使用し、配線用遮断器のN端子、引掛シーリングの接地側極端子、ランプレセプタクルの受金ねじ部側端子、コンセントのW端子に結線する。電源から点滅器・コンセントまでの非接地側電線はすべて黒色を使用し、配線用遮断器のL端子からスイッチおよびコンセントへ供給する。 【施工範囲と器具取付け】施工するVVF2.0-2Cの150mm区間は遮断器の負荷側からジョイント部までであり、遮断器より電源側の配線は省略する。連用枠には上から表示灯、スイッチ、コンセントを配置する。レセプタクルと引掛シーリングは台座を欠かず裏面からケーブルを入れる。VVF用ジョイントボックスとスイッチボックスの取付け、接続箇所のテープ巻き、作品の保護板への固定は本試験では省略する。

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解答

ジョイントボックス部において、接地側電線(白4本:電源2.0mm+器具側1.6mm×3本)をリングスリーブ中(刻印「中」)で接続、非接地側電線(黒2本:電源2.0mm+スイッチ・コンセント送り1.6mm)をリングスリーブ小(刻印「小」)で接続、スイッチ「イ」からの点滅線(3本:スイッチ送り1.6mm+引掛シーリング1.6mm+ランプレセプタクル1.6mm)を3本用差込形コネクタで接続する。埋込連用器具側ではコンセントとパイロットランプの接地側端子(W)を白の渡り線で結び、コンセントとスイッチの非接地側を黒の渡り線で結び、スイッチの負荷側とパイロットランプを渡り線で接続して同時点滅回路を構成する。

解説

同時点滅回路では、スイッチがONのときに負荷器具(照明など)と一緒に確認表示灯(パイロットランプ)が点灯するように、スイッチの負荷側出力端子とパイロットランプの一端を接続し、もう一端に接地側電線(白)を接続して負荷器具と並列に回路を形成します。またリングスリーブの選定基準では、電線太さと本数の合計断面積に応じてスリーブサイズ(小・中)および圧着マーク(極小・小・中)を正しく適合させる必要があります。

解き方

  1. 単線図から複線図を起こし、電源から負荷・コンセントへの接地側白線、電源からスイッチ・コンセントへの非接地側黒線、スイッチから各負荷(引掛シーリング・ランプレセプタクル・パイロットランプ)への点滅線を整理する。
  2. ジョイントボックス内の接続本数を確認し、3本接続箇所である点滅線(1.6mm×3本)に差込形コネクタを指定どおり適用する。
  3. 残りの接続箇所について、接地側白線4本(2.0mm×1、1.6mm×3)にはリングスリーブ「中」を用い刻印「中」で圧着し、非接地側黒線2本(2.0mm×1、1.6mm×1)にはリングスリーブ「小」を用い刻印「小」で圧着する。
  4. 配線用遮断器、引掛シーリング、ランプレセプタクル、コンセントの各極性(接地側・白線指定端子)および渡り線の色別施工を行う。
  5. 【施工範囲と器具取付け】施工するVVF2.0-2Cの150mm区間は遮断器の負荷側からジョイント部までであり、遮断器より電源側の配線は省略する。連用枠には上から表示灯、スイッチ、コンセントを配置する。レセプタクルと引掛シーリングは台座を欠かず裏面からケーブルを入れる。VVF用ジョイントボックスとスイッチボックスの取付け、接続箇所のテープ巻き、作品の保護板への固定は本試験では省略する。

覚えるポイント

  • 2.0mm電線1本と1.6mm電線1本の接続はリングスリーブ「小」で圧着マークは「小」となる点。
  • パイロットランプ同時点滅はスイッチのON/OFFに連動して負荷と並列回路を形成する点。

間違えやすいところ

  • 2.0mmと1.6mm各1本の接続において圧着マークを「○(極小)」にしてしまう刻印ミス。
  • ランプレセプタクルの受金ねじ部(白線接続)と中心接触片(黒/色線接続)の極性を取り違える誤配線。

出題の前提:平成23年度第二種電気工事士上期技能試験課題1の公式問題用紙および解答例資料に基づく。

出典:電気技術者試験センター『平成23年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1』
公式技能課題・施工条件 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

平成23年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1(2011/07/23実施)

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成23年度第二種電気工事士上期技能試験 課題1(2011/07/23実施)の問題・解答資料です。