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電気工事士試験 · 学習ガイド

平成21年度第二種電気工事士技能試験 課題1(2009/07/26実施)の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

平成21年度第二種電気工事士技能試験 課題1の概要
30:00

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平成21年度 課題1 低圧屋内配線工事の施工

技能試験 · 複線図 / リングスリーブ圧着 / 差込形コネクタ / タイムスイッチ代用端子台 / 器具の極性

図1に示す低圧屋内配線工事を支給材料を使用し、施工条件に従って完成させなさい。 【施工条件】 1. 配線及び器具の配置は、図1に従って行うこと。 2. タイムスイッチ代用の端子台は、図2(端子記号S1・S2・L1)に従って使用すること。 3. 電線の色別(絶縁被覆の色)は、次によること。 ①電源からの接地側電線は、すべて白色を使用する。 ②電源から点滅器、コンセント及びタイムスイッチまでの非接地側電線は、すべて黒色を使用する。 ③次の器具の端子には、白色の電線を結線する。 ・コンセントの接地側極端子(Wと表示) ・ランプレセプタクルの受金ねじ部の端子 ・タイムスイッチ(端子台)の記号S2の端子 ・引掛シーリングの接地側極端子(接地側と表示) 4. VVF用ジョイントボックス部分を経由する電線の接続方法は、次によること。 ①A部分の接続箇所は、リングスリーブによる終端接続とする。 ②B部分の接続箇所は、差込形コネクタによる接続とする。 5. 埋込連用取付枠は、コンセント部分に使用すること。 6. ランプレセプタクル及び引掛シーリングは、台座のケーブル引込口を欠かずにケーブルを下部(裏側)から挿入して使用すること。 公式図を読む補助として併読する。電源省略端–A、A–スイッチロ、A–B、B–タイムスイッチ、B–コンセント、B–レセプタクルは各150mm、タイムスイッチ–引掛シーリングは200mm。VVF用ジョイントボックスとスイッチボックスは支給されず取り付けを省略する。電源側端末は切断したままとする。

解答・解説を表示

解答

ジョイントボックスAはリングスリーブ接続(2.0mm×1本+1.6mm×2本:小スリーブ・刻印小、2.0mm×1本+1.6mm×1本:小スリーブ・刻印小、1.6mm×2本:小スリーブ・刻印○)。ジョイントボックスBは差込形コネクタ接続(白4本:4本用、黒3本:3本用、赤・黒2本:2本用)。タイムスイッチ代用端子台はS1に黒、S2に白2本、L1に黒を接続。コンセントW端子・ランプレセプタクル受金ねじ部・引掛シーリング接地側に白線を接続し、コンセント枠に取り付けを行う。

解説

タイムスイッチはS1–S2で駆動電源を受け、S1–L1の内部接点で照明イを開閉する。S2の白2本で駆動用と負荷用の接地側を共通化する。Aの3接続は2.0mm1本+1.6mm2本、2.0mm1本+1.6mm1本、1.6mm2本であり、全て小スリーブを用い、刻印は順に小・小・○とする。○は小スリーブの圧着刻印であり、別サイズの極小スリーブを用意するという意味ではない。

解き方

  1. 単線図から電源、ジョイントボックスA・B、スイッチ、タイムスイッチ代用端子台、引掛シーリング、ランプレセプタクル、コンセントを配置した複線図を作成する。
  2. 施工条件に基づき接地側電線(白)を結線する。電源白→ジョイントA→ジョイントB→コンセント白・レセプタクル白・TS代用端子台S2へ接続し、さらにS2から引掛シーリングの接地側極へ渡す(端子台S2には白2本が入る)。
  3. 電源非接地側電線(黒)を結線する。電源黒→ジョイントAでスイッチ「ロ」へ分岐し、A-B間を経由してジョイントBからコンセント黒およびTS代用端子台S1へ接続する。
  4. 負荷への返り線を結線する。スイッチ「ロ」からの返り白線をジョイントAでケーブル赤線に接続し、ジョイントB経由でレセプタクルの非接地側(黒)へ接続する。TSのL1端子から引掛シーリングの非接地側へ黒線を接続する。
  5. Aの電線の太さと本数を公式解答に照合し、2.0mm1本+1.6mm2本と2.0mm1本+1.6mm1本は刻印小、1.6mm2本は刻印○で小スリーブを圧着する。
  6. ジョイントボックスBで白4本を4本用、黒3本を3本用、赤・黒2本を2本用の差込形コネクタに完全に挿入し、コンセント枠装着および各器具の極性を確認する。

覚えるポイント

  • 1.6mm電線2本のリングスリーブ小による圧着刻印は必ず「○」を使用する。
  • 本問の2.0mm×1本+1.6mm×1本(約5.15mm²)および2.0mm×1本+1.6mm×2本(約7.16mm²)の小スリーブ圧着刻印は「小」となる。
  • タイムスイッチ代用端子台のS2端子は電源接地側と負荷接地側の2本の白色電線を共締め接続する。

間違えやすいところ

  • 1.6mm電線2本の接続において、小スリーブを使用しているからと圧着工具の「小」ダイスで圧着して刻印不適合となる。
  • タイムスイッチの端子台結線において、S2端子に引掛シーリングへの白線を入れ忘れ、ジョイントボックスB側へ戻して接続しようとする。
  • ランプレセプタクルの受金ねじ部端子やコンセントのW表示端子に黒線を結線してしまう極性誤り。

出題の前提:平成21年度第二種電気工事士技能試験(2009年7月26日実施)技能試験問題・施工条件および公式解答図

出典:電気技術者試験センター『平成21年度第二種電気工事士技能試験 課題1』
公式技能課題・施工条件 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp)

平成21年度第二種電気工事士技能試験 課題1(2009/07/26実施)

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成21年度第二種電気工事士技能試験 課題1(2009/07/26実施)の問題・解答資料です。