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電気工事士試験 · 学習ガイド

平成28年度第二種電気工事士下期筆記試験の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

試験の概要
30:00

問題番号から選ぶ

合成抵抗とオームの法則による電圧計の指示値の計算

電気の基礎理論 · 直流回路 / オームの法則 / 分流の法則 / 並列回路

図の直流回路において、電流計Aの測定値が1 Aを示した。このとき、右側の4 Ωの抵抗に並列接続された電圧計Vの指示値[V]として、正しいものを1つ選べ。

解答・解説を表示

解答

イ

解説

並列接続された各枝の両端には等しい電圧が加わります。各枝の抵抗値からオームの法則を用いて電流を求め、それらの和として回路の全電流を算出した後、直列抵抗での電圧降下を求めます。

解き方

  1. 電流計がある枝の抵抗8 Ωと電流1 Aから、並列回路部分の両端の電圧が8 Vであることを求めます。
  2. 並列接続された他の2つの枝(4Ω+4Ω=8Ωの枝、4Ωの枝)に流れる電流をそれぞれ計算し、合流する全電流が4 Aであることを導きます。
  3. 全電流4 Aが電圧計の接続された4 Ωの抵抗を流れるため、オームの法則により指示値16 Vを算出します。
選択肢 イ正解
並列部の全電流4 Aが右側の抵抗4 Ωに流れるため、電圧降下は4 A × 4 Ω = 16 Vとなり正しいです。
選択肢 ロ不正解
全電流を8 Aなどと誤って過大に算出した場合に導かれる誤った値です。
選択肢 ハ不正解
回路全体の合成抵抗や電流の計算過程で数値を混同した誤った値です。
選択肢 ニ不正解
並列回路の各枝の電流加算を誤り、全電流を12 Aと計算した場合などの誤りです。

覚えるポイント

  • 並列回路では各枝にかかる電圧が等しく、各枝の電流の合計が合流後の全電流になります。

間違えやすいところ

  • 並列部分の枝ごとの抵抗値を取り違えたり、直列部分の抵抗に流れる電流を並列枝の1本分の電流と混同しないように注意が必要です。

出題の前提:電気理論における直流回路のオームの法則およびキルヒホッフの電流則に基づく出題。

出典:電気技術者試験センター『平成28年度第二種電気工事士下期筆記試験』
公式問題 p.5 ↗(www.shiken.or.jp)

平成28年度第二種電気工事士下期筆記試験

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成28年度第二種電気工事士下期筆記試験の問題・解答資料です。