本文へ移動

電気工事士試験 · 学習ガイド

平成28年度第二種電気工事士上期筆記試験の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

試験の概要
30:00

問題番号から選ぶ

並列・直列接続の合成抵抗の計算

電気理論 · 合成抵抗 / 並列接続 / 直列接続

図のような回路において、端子 a-b 間の合成抵抗 [Ω] を求めなさい。回路は、端子 a 側に 3 Ω の抵抗 3 個の並列接続があり、それに続いて 3 Ω の抵抗 2 個の並列接続が直列に接続されて端子 b に至る構成である。

解答・解説を表示

解答

ロ

解説

同一の抵抗値 R の抵抗を n 個並列接続した場合の合成抵抗は R/n と表されます。回路全体が並列ブロック同士の直列接続になっているときは、各並列ブロックの合成抵抗を先に求め、それらの値を単純に加算して全体の合成抵抗を求めます。

解き方

  1. 端子 a 側の 3 個の並列ブロックの合成抵抗 R1 を求めます:R1 = 3 Ω / 3 = 1.0 Ω。
  2. 端子 b 側の 2 個の並列ブロックの合成抵抗 R2 を求めます:R2 = 3 Ω / 2 = 1.5 Ω。
  3. 直列接続された R1 と R2 を加算して全体の合成抵抗 Rab を求めます:Rab = 1.0 + 1.5 = 2.5 Ω。
選択肢 イ不正解
計算過程で抵抗の逆数の和などを誤って処理した誤答数値です。正しくは 2.5 Ω となります。
選択肢 ロ正解
3個並列の 1.0 Ω と 2個並列の 1.5 Ω を加算することで、正しい合成抵抗 2.5 Ω が得られます。
選択肢 ハ不正解
並列部分を誤って直列として単純加算し、ブロックごとに 9 Ω と 6 Ω などとして計算した誤りです。
選択肢 ニ不正解
回路内の全抵抗 5 個(3 Ω × 5)をすべて直列として単純加算した値であり、誤りです。

覚えるポイント

  • 同じ値 R の抵抗が n 個並列接続されている部分の合成抵抗は R/n で即座に計算できます。

間違えやすいところ

  • 並列接続の抵抗を単純に足し算してしまわないように注意が必要です。

出題の前提:電気設備の基礎理論(オームの法則および直並列接続の合成抵抗計算)

出典:電気技術者試験センター『平成28年度第二種電気工事士上期筆記試験』
公式問題 p.5 ↗(www.shiken.or.jp)

平成28年度第二種電気工事士上期筆記試験

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成28年度第二種電気工事士上期筆記試験の問題・解答資料です。