本文へ移動

電気工事士試験 · 学習ガイド

平成26年度第二種電気工事士下期筆記試験の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

試験の概要
30:00

問題番号から選ぶ

電熱器の消費電力量と発熱量の計算

電気の基礎理論 · ジュールの法則 / 発熱量 / 電力量

消費電力が500 Wの電熱器を1時間30分間使用したときに発生する熱量 [kJ] として、正しいものを1つ選べ。

解答・解説を表示

解答

ニ

解説

電熱器などの抵抗負荷による発熱量(熱エネルギー)は、ジュールの法則に基づき、電力 P [W] に通電時間 t [s](秒数)を乗じることでジュール [J] 単位として算出されます。1 kJ は 1,000 J であるため、時間の単位を分や時間から秒へ正確に換算することが基本となります。

解き方

  1. 使用時間である1時間30分を秒単位に換算する(1時間30分 = 90分 = 90 × 60 = 5400秒)。
  2. 発熱量の公式 H = P × t に消費電力 500 W と時間 5400 秒を代入し、H = 500 × 5400 = 2,700,000 J = 2700 kJ を算出する。
選択肢 イ不正解
時間を分(90分)のまま 500 × 90 = 45,000 として計算した誤った数値です。時間は秒に換算する必要があります。
選択肢 ロ不正解
時間を1.5時間のまま 500 × 1.5 = 750 として計算した誤りです。熱量 [J] の算出には秒単位を用います。
選択肢 ハ不正解
1時間(3600秒)分の発熱量 500 × 3600 = 1800 kJ のみを計算しており、残り30分が加算されていません。
選択肢 ニ正解
H = 500 W × 5400 s = 2,700,000 J = 2700 kJ であり、計算結果と完全に一致します。

覚えるポイント

  • 発熱量 H [J] = 電力 P [W] × 時間 t [秒] = 1 W・s

間違えやすいところ

  • 時間の単位を秒 [s] に直さず、時間 [h] や分 [min] のまま計算してしまうミス

出題の前提:電気設備の基礎理論(ジュールの法則に基づく発熱量計算)

出典:電気技術者試験センター『平成26年度第二種電気工事士下期筆記試験』
公式問題 p.5 ↗(www.shiken.or.jp)

平成26年度第二種電気工事士下期筆記試験

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成26年度第二種電気工事士下期筆記試験の問題・解答資料です。