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電気工事士試験 · 学習ガイド

令和5年度第一種電気工事士技能試験(12月10日) 課題9の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

令和5年度第一種電気工事士技能試験(12月10日) 課題9の概要
30:00

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変圧器・タイムスイッチ・自動点滅器連動屋外灯回路の施工

技能試験 · 単相変圧器二次側配線 / タイムスイッチ・自動点滅器連動制御 / 電線相互の接続(リングスリーブ・差込形コネクタ)

図1に示す配線図、図2(変圧器代用端子台)、図3(タイムスイッチ代用端子台)、図4(自動点滅器代用端子台)、図5(屋外灯回路の展開接続図)および施工条件に従って、支給材料を用いて配線工事を完成させなさい。 【主な施工条件】 1. 変圧器、タイムスイッチ(TS)及び自動点滅器は端子台で代用する。 2. 破線で示した部分(変圧器二次側の200V負荷回路、屋外灯「イ」)は施工省略とする。 3. VVF用ジョイントボックスBは支給されていないため取り付けを省略する。 4. タイムスイッチ代用端子台の端子S2を接地側とする。タイムスイッチの電源用電線には2心ケーブル1本を使用する。 5. ジョイントボックスAからVVF用ジョイントボックスBに至る自動点滅器の電源用電線には2心ケーブル1本を使用する。 6. 電線の色別:  ①接地線は緑色を使用する。  ②接地側電線はすべて白色を使用する。  ③変圧器二次側から露出形コンセント、タイムスイッチ及び自動点滅器に至る非接地側電線は黒色を使用する。  ④露出形コンセントの接地側極端子(W表示)には白色の電線を結線する。 7. ジョイントボックスA及びVVF用ジョイントボックスB部分を経由する電線は、その部分ですべて接続箇所を設ける。  ①A部分はリングスリーブによる接続とする。  ②B部分は差込形コネクタによる接続とする。 8. ジョイントボックスAは、打抜き済みの穴(4箇所)だけをすべて使用する。 9. 露出形コンセントはケーブルを台座の下部(裏側)から挿入し、挿入部に近い端子に結線する。

解答・解説を表示

解答

変圧器代用端子台(一次側U-VにKIP、二次側u-o-vのu-o間に100V回路、u-v間に200V施工省略回路、o端子にB種接地線IV 5.5mm²)、タイムスイッチ(S1-S2に電源100V、L1-L2に接点出力)、自動点滅器(1に常時電源黒、2に接地側白、3に点灯出力赤)、および露出形コンセント(接地側極Wに白、非接地側に黒)を正しく配線し、ボックスA内をリングスリーブ(中刻印2箇所、○刻印2箇所)、ボックスB内を差込形コネクタ(2極用3個、3極用1個)で接続する。

解説

タイムスイッチ(TS)と自動点滅器(EEスイッチ)の連動回路では、展開接続図に従って両機器の動作用電源(常時供給)と、負荷(屋外灯)を点滅させる開閉接点の直列接続関係を正確に把握して複線図を起こす必要があります。また、変圧器代用端子台の中性点・低圧側電線および接地線(B種接地)の接続極性と、ボックスごとの指定された接続器具(リングスリーブと差込形コネクタ)の選定・圧着刻印の適合が合否の重要基準となります。

解き方

  1. 配線図・端子台説明図・展開接続図をもとに複線図を作成し、各器具(TS、自動点滅器、コンセント、変圧器代用端子台)の端子番号と電線色を決定する。
  2. 支給ケーブルおよび絶縁電線を寸法図に合わせて切断し、シースおよび絶縁被覆を適切な長さに剥ぎ取る。
  3. アウトレットボックスのノックアウト穴4箇所にゴムブッシングを取り付け、電線を通線する。
  4. 変圧器代用端子台、タイムスイッチ代用端子台、自動点滅器代用端子台、露出形コンセントの各器具を結線する。
  5. ジョイントボックスA内をリングスリーブにより指定の圧着マーク(中・○)で圧着接続し、ジョイントボックスB部分を差込形コネクタ(2本用・3本用)で接続する。
変圧器は交流の電圧を変える。閉じた鉄心の左に巻数の多いコイル、右に巻数の少ないコイル。
変圧器は交流で変化する磁束を介して、巻数の比に応じた電圧を取り出します。電圧を変える機器であり、取り出すエネルギーを増やす機器ではありません。

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覚えるポイント

  • 露出形コンセントの極性(Wマークに接地側白電線)を厳守すること。
  • リングスリーブの圧着マークは、1.6mm×2本は「○」、2.0mm×1本+1.6mm×3本は「中」を使用する。
  • アウトレットボックスのゴムブッシング取り付けおよび打ち抜き済み穴4箇所の使用を忘れないこと。

間違えやすいところ

  • タイムスイッチの端子S1/S2(電源)とL1/L2(負荷接点)を取り違えて誤配線する。
  • 自動点滅器の端子番号(1:電源黒、2:接地側白、3:点滅出力赤)を取り違える。
  • ボックスAのリングスリーブ圧着で、2.0mm電線を含む4本接続に対して「小」スリーブや「小」ダイスを使用して刻印過誤(重大欠陥)を起こす。
  • 露出形コンセントにおいてケーブルを裏面から挿入せず外周ノックアウト等から通線してしまう。

出題の前提:令和5年度第一種電気工事士技能試験(2023年12月10日実施)候補問題No.9施工条件および電気技術者試験センター技能試験判定基準に基づく。

出典:電気技術者試験センター『令和5年度第一種電気工事士技能試験(12月10日) 課題9』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

令和5年度第一種電気工事士技能試験(12月10日) 課題9

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した令和5年度第一種電気工事士技能試験(12月10日) 課題9の問題・解答資料です。