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電気工事士試験 · 学習ガイド

令和5年度第一種電気工事士技能試験(12月10日) 課題1の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

令和5年度第一種電気工事士技能試験(12月10日) 課題1の概要
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配線工事の施工

配線工事 · 変圧器代用端子台結線 / 単相3線式からの100V/200V分岐 / 3路スイッチ回路 / 両切スイッチ回路 / リングスリーブ圧着刻印

図1の配線図および施工条件に従い、変圧器(端子台代用)、アウトレットボックス(ジョイントボックスA)、差込形コネクタ接続部(ジョイント部B)、3路スイッチ、両切タンブラスイッチ、単相100Vコンセント、接地極付250Vコンセント、ランプレセプタクルを含む配線工事を完成させなさい。

解答・解説を表示

解答

端子台(変圧器代用)は一次側U/VにKIPを接続し、二次側uに100V黒・200V黒、oに100V白・接地線IV5.5(緑)、vに200V白を接続する。ボックスAはリングスリーブにより小8個(刻印「小」4箇所・「○」4箇所)で圧着接続し、ジョイント部Bは差込形コネクタ2本用4個で接続する。3路スイッチ・両切スイッチ・各コンセント・ランプレセプタクルを極性および施工条件の色別指定に従い正しく施工する。

解説

単相3線式変圧器の中性点接地(o端子)から接地側(白)およびB種接地線を取り出し、u-o間(100V回路)およびu-v間(200V回路)へ正しく分岐配線します。圧着マークの選定は電線の太さと本数(公称断面積の合計)に基づいて規定の刻印(○または小)を選定することが重要です。

解き方

  1. 単線図から複線図を作成し、変圧器端子台の各端子(u・o・v)からの引き出し線、100V回路(3路スイッチ・コンセント・ランプレセプタクル)および200V回路(両切スイッチ・250Vコンセント)の結線経路と電線色を決定する。
  2. アウトレットボックスの打抜き済みノックアウト穴すべて(19mm用2個、25mm用4個)にゴムブッシングを装着し、ケーブル外装を剥ぎ取ってボックス内に導入する。
  3. 端子台、埋込連用取付枠への器具組付け(3路スイッチおよびコンセント)、両切スイッチ、250V接地極付コンセント、ランプレセプタクルの器具結線を施工条件の極性・色別規則に従って行う。
  4. ジョイントボックスA内をリングスリーブ(小)を用いて適切な刻印(「小」または「○」)で圧着し、ジョイント部Bを差込形コネクタ(2本用×4個)で接続して全体の寸法および接続不良がないか確認する。

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覚えるポイント

  • 端子台のu端子には100V用と200V用の非接地側黒色電線が2本接続される。
  • 本問に示された接続の範囲で考えます。リングスリーブの圧着マークは、1.6mm×2本のみが「○」、2.0mmを含む接続は「小」となる。この圧着の説明を別の径・本数へ一般化せず、異なる接続では単線・より線の別も含めて適合表でスリーブと刻印を選び直します。
  • ランプレセプタクルの受金ねじ部端子およびコンセントのW端子には必ず接地側電線(白色)を接続する。

間違えやすいところ

  • 端子台二次側のu・o・v端子への電線接続を取り違えたり、o端子にB種接地線(IV5.5mm2緑)を接続し忘れる誤り。
  • 両切タンブラスイッチへの電源側と負荷側(コンセント行き)の配線で、極性(黒・白)の対応を取り違えるミス。
  • ボックスAにおけるリングスリーブの圧着ダイス選定ミス(1.6mm×2本を「小」で圧着する、または2.0mm+1.6mmを「○」で圧着する誤り)。

出題の前提:令和5年度第一種電気工事士技能試験(2023年12月10日実施)公表問題No.1の試験問題・施工条件および公式解答例による。

出典:電気技術者試験センター『令和5年度第一種電気工事士技能試験(12月10日) 課題1』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp)

令和5年度第一種電気工事士技能試験(12月10日) 課題1

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した令和5年度第一種電気工事士技能試験(12月10日) 課題1の問題・解答資料です。