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電気工事士試験 · 学習ガイド

令和4年度第一種電気工事士技能試験(12月11日) 課題6の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

令和4年度第一種電気工事士技能試験(12月11日) 課題6の概要
30:00

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変圧器Δ-Δ結線・開閉器及び金属管配線施工

技能試験 · 変圧器結線 / 三相3線式回路 / 金属管工事 / リングスリーブ圧着 / 端子台結線

図1の配線図及び<施工条件>に従い、支給材料を用いて三相3線式変圧器Δ-Δ結線(端子台代用)、開閉器回路、電流計回路(金属管E19配線)、運転表示灯回路(ランプレセプタクル)からなる配線工事を完成させなさい。

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解答

変圧器代用端子台(T1〜T3)による三相3線式Δ-Δ結線と接地線(T1のv端子にIV5.5mm²緑色)の施工、アウトレットボックス内でのリングスリーブ圧着(刻印「小」3箇所、「〇」3箇所)、E19ねじなし電線管・コネクタ・絶縁ブッシングのボックス取付、開閉器代用端子台への電源側・負荷側(電動機および運転表示灯用渡り)配線、ランプレセプタクル受金ねじ部への接地側(白線)結線を適切に行う。

解説

三相3線式変圧器のΔ-Δ結線では、一次側・二次側ともに相隣る変圧器の極性を順次直列に環状接続し各頂点から相線を取り出します。第1変圧器(T1)の二次側v端子にB種接地(IV5.5mm²緑色)を接続することが施工条件で定められており、ここが接地側相(S相)となります。また電流計は変圧器二次側のS相に直列に挿入されるため、S相電線を変圧器から直接開閉器へ導かず、一度金属管内の電流計回路を経由させる渡り回路を形成します。運転表示灯は開閉器負荷側のU-V間に接続するため、開閉器負荷端子から2心ケーブルでボックスへ電力を送り返し、受金ねじ部に接地側(V相・白)が確実に接続されるよう極性を管理します。

解き方

  1. 支給材料・配線図・施工条件を確認し、複線図を作成して各端子台の渡り線・ボックス内接続・リングスリーブ刻印(小または〇)を決定する。
  2. アウトレットボックスの打抜き穴5箇所に絶縁ブッシング付きねじなしコネクタおよび適合するゴムブッシング(19mm用2個、25mm用2個)を取り付ける。
  3. 変圧器代用端子台(T1〜T3)の二次側渡り線(IV5.5mm²黒色)と接地線(緑色)、VVR 2.0-3Cを接続し、一次側にKIP 8mm²を仮止めする。
  4. 開閉器代用端子台の電源側(RST)および負荷側(UVWおよび運転表示灯用渡り)を電線色別指定に従って端子台へ結線する。
  5. ランプレセプタクルにVVF 1.6-2Cを結線し、受金ねじ部端子に白線が接続されていることを確認する。
  6. アウトレットボックス内に各電線・ケーブルを引き込み、指定刻印に合わせてリングスリーブ(小)により確実に圧着接続する。

覚えるポイント

  • 変圧器二次側の渡り線はIV5.5mm²黒色を使用し、T1のv端子に緑色接地線を共締めする。
  • 電流計はS相に直列接続するため、ボックス内で「VVR白+IV」と「IV+VVF白」の2接続を作る。
  • リングスリーブの圧着刻印は、2.0mm+1.6mmが「小」、1.6mm×2本が「〇(極小)」となる。

間違えやすいところ

  • アウトレットボックスの穴サイズ(19mmと25mm)に対してゴムブッシングのサイズ選定を間違える。
  • ねじなしボックスコネクタの止めねじ頭部をねじ切り忘れる、または絶縁ブッシングを取り付け忘れる。
  • 電流計を並列接続と勘違いして短絡回路を作ってしまう。
  • ランプレセプタクルの受金ねじ部に黒色線を接続して極性誤りとなる。

出題の前提:令和4年度第一種電気工事士技能試験(2022年12月11日実施)候補問題No.6 試験問題及び施工条件

出典:電気技術者試験センター『令和4年度第一種電気工事士技能試験(12月11日) 課題6』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp)

令和4年度第一種電気工事士技能試験(12月11日) 課題6

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した令和4年度第一種電気工事士技能試験(12月11日) 課題6の問題・解答資料です。