学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。
令和3年度第一種電気工事士技能試験(12月12日) 課題9の概要
令和3年度第一種電気工事士技能試験 課題9 施工解答
技能試験 · 複線図化 / 変圧器代用端子台結線 / タイムスイッチと自動点滅器の直列制御回路 / リングスリーブ圧着 / 差込形コネクタ接続
図1に示す配線図および施工条件に従い、支給材料を用いて課題を完成させなさい。変圧器代用端子台(3P)、タイムスイッチ代用端子台(4P)、自動点滅器代用端子台(3P)、ランプレセプタクル、ジョイントボックスA(リングスリーブ圧着)、ジョイントボックスB(差込形コネクタ接続)の結線、電線色別、圧着マーク(刻印)および施工上の留意点をまとめなさい。
解答・解説を表示
解答
変圧器代用端子台は一次側U・VにKIPを接続し、二次側uに200V回路(施工省略)1本、o(接地側)に接地線IV5.5mm2(緑)と100V回路白線を接続、vに200V回路1本と100V回路黒線を接続する。ボックスAでは接地側白4本をリングスリーブ中(刻印「中」)、非接地側黒3本を小(刻印「小」)、点滅器赤とTS端子台L2を小(刻印「○」)、TS端子台L1とレセプタクル黒を小(刻印「○」)で圧着する。ボックスBでは白3本および黒3本を各3本用差込形コネクタ、赤2本を2本用差込形コネクタで接続する。TS端子台はS1に黒・S2に白を電源用ケーブルで接続し接点L1・L2に別ケーブルを接続する。自動点滅器端子台は1に黒・2に白・3に赤を接続し、レセプタクル受金ねじ部に白線を結線する。
解説
単相3線式変圧器の2次側から100V回路と200V回路を取り出す際は中性点端子oを接地側(白色・B種接地)とし、タイムスイッチと自動点滅器の接点直列回路では双方の接点が閉路したときのみ負荷が点灯するよう複線図を展開します。
解き方
- 配線図・端子台説明図・展開接続図から電源線、接地側線(白)、常時非接地側線(黒)、制御直列渡り線(赤)を整理して複線図を作成する。
- 変圧器二次側端子台(u・o・v)に200V回路(u-v)、100V回路(o-v)、B種接地線(o)を施工条件通りの色別で割り振る。
- ボックスAの電線太さと本数からリングスリーブのサイズと圧着刻印(「中」「小」「○」)を算定し結線する。
- ボックスBの電線接続に指定の差込形コネクタ(2本用・3本用)を選定して接続し、各器具端子の極性・輪作り施工を確認する。
覚えるポイント
- 1.6mm電線2本のリングスリーブ小による圧着刻印は必ず「○(極小)」で行う
- ランプレセプタクルの受金ねじ部には必ず接地側電線(白色)を結線する
- タイムスイッチの電源用配線には独立した2心ケーブル1本を使用する
間違えやすいところ
- 変圧器二次側端子台の中性点o端子とv端子の結線を取り違えて100V回路に200Vを印加してしまう誤配線
- リングスリーブ圧着工具のダイス選定を誤り、1.6mm2本の圧着マークを「小」にしてしまう刻印間違い
- アウトレットボックスの打抜き済み以外のノックアウト穴を誤って打ち抜いてしまう欠陥
出題の前提:令和3年度第一種電気工事士技能試験(12月12日) 課題9 施工条件および電気設備技術基準・内線規程
出典:電気技術者試験センター『令和3年度第一種電気工事士技能試験(12月12日) 課題9』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp)
令和3年度第一種電気工事士技能試験(12月12日) 課題9
参照した公式資料
電気技術者試験センターが公開した令和3年度第一種電気工事士技能試験(12月12日) 課題9の問題・解答資料です。
- 公式技能課題・施工条件 ↗ — www.shiken.or.jp(PDF・3ページ)
- 公式解答例・完成図 ↗ — www.shiken.or.jp(PDF・3ページ)

