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電気工事士試験 · 学習ガイド

令和3年度第一種電気工事士技能試験(12月12日) 課題5の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

令和3年度第一種電気工事士技能試験(12月12日) 課題5の概要
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三相3線式変圧器・開閉器・動力負荷回路の施工

技能試験 · V結線変圧器二次側配線 / リングスリーブ圧着接続 / 動力用開閉器・3P接地極付コンセント結線

図1の配線図および施工条件に従い、変圧器代用端子台(2P×2個)、開閉器代用端子台(6P)、ジョイントボックス、パイロットランプ(赤・白)、3P接地極付コンセントからなる三相3線式200V回路の配線工事を完成させる。変圧器二次側のV結線と接地線接続、ジョイントボックス内におけるリングスリーブ接続(刻印の選定)、各負荷・器具への電線色別指定を正しく施工する手順と結線内容を答えよ。

解答・解説を表示

解答

変圧器代用端子台T1のv端子に接地線(IV 5.5mm2 緑)とわたり線(太さ2.0mm 白)を接続し、T2のu端子にわたり線とS相白線(VVF 2.0-3C)を接続してV結線を構成する。アウトレットボックス内では、R相(2.0+1.6)をスリーブ小、S相(2.0+1.6×3)をスリーブ中、T相(2.0+1.6×3)をスリーブ中、開閉器負荷側のX相(1.6×2)をスリーブ○(極小)、Y相(1.6×3)をスリーブ小、Z相(1.6×3)をスリーブ小でそれぞれ圧着接続する。

解説

三相3線式変圧器のV結線では、2台の単相変圧器の二次側端子を直列接続(T1のvとT2のuを渡り配線)してS相を取り出します。電灯・動力共用や混触防止のため二次側中性点・接地端子(本問ではT1のv端子)にB種接地工事を施します。圧着は接続する全心線の径・本数と単線・より線の別を確かめ、適合するスリーブと刻印を組合せ表で選びます。幾何学的な断面積の独自計算や「2.0mmが含まれる」という条件だけでは決められません。

解き方

  1. 支給材料・施工条件を確認し、単線図から複線図を作成して各接続点の色別とリングスリーブサイズ・刻印記号を決定する。
  2. 変圧器代用端子台(2P×2)の結線を行い、一次側にはKIP電線を、二次側には接地線IV 5.5mm2・わたり線・VVF 2.0-3Cを正しく接続する。
  3. アウトレットボックスにゴムブッシングを装着し、各ケーブルを引き込んで被覆を剥ぎ取る。
  4. 開閉器端子台(6P)、3Pコンセント、取付枠に取り付けたパイロットランプ(赤・白)を施工条件の色別指定通り結線する。
  5. ジョイントボックス内の電線を心線合わせしてリングスリーブで圧着し、余長切断と接続確認を行う。

覚えるポイント

  • リングスリーブの圧着刻印:1.6mm×2本のみ「○」、1.6mm×3~4本や2.0mm×1本+1.6mm×1~2本は「小」、2.0mm×1本+1.6mm×3本は「中」を使用する。
  • 変圧器二次側のわたり線は太さ2.0mmの白色を使用し、T1のv端子に接地線(緑)を結線する。

間違えやすいところ

  • S相およびT相の接続部(2.0mm 1本+1.6mm 3本)で、リングスリーブ「中」ではなく「小」を使用して圧着不良となる。
  • 電源表示灯(白ランプ、S-T相接続)と運転表示灯(赤ランプ、開閉器負荷側Y-Z相接続)の接続先を混同して取り違える。
  • 変圧器二次側のわたり線と接地線の結線箇所を間違え、端子台1箇所に3本以上の電線を差し込んでしまう。

出題の前提:令和3年度第一種電気工事士技能試験(2021年12月12日実施)課題5の公表問題・施工条件および公式解答例による。

出典:電気技術者試験センター『令和3年度第一種電気工事士技能試験(12月12日) 課題5』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp)

令和3年度第一種電気工事士技能試験(12月12日) 課題5

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した令和3年度第一種電気工事士技能試験(12月12日) 課題5の問題・解答資料です。