学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。
令和2年度第一種電気工事士技能試験(12月20日) 課題3の概要
変圧器V結線および電灯・動力回路の施工
配線工事・技能試験 · V結線 / 変圧器端子台結線 / リングスリーブ接続 / 差込形コネクタ接続 / 接地極付コンセント
配線図(図1)および施工条件に従い、支給材料を用いて三相3線式6600Vから単相・三相を変電する変圧器代用端子台、アウトレットボックス(A部)、VVF用ジョイントボックス(B部)、スイッチ・コンセント等の器具を結線・施工し、完成させなさい。
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解答
端子台T1・T2の渡り線・接地線および三相負荷・単相電灯回路の正確な結線、ボックスAでのリングスリーブ圧着(刻印:中×1、小×1、○×2)、ボックスBでの2本用差込形コネクタ接続(4箇所)、各器具(レセプタクル、引掛シーリング、接地極付コンセント等)への極性に合致した結線。
解説
三相変圧器のV結線方式において、電灯・動力共用配電方式では中性点タップ(o端子)と相母線(v端子)から単相100Vを取り出し、o端子にB種接地工事を施します。屋内配線では接地側電線(白)を各負荷器具の接地側端子へ、非接地側電線(黒)を各点滅器やコンセントの非接地側端子へ導く基本結線を徹底します。接続部では許容電流と機械的強度を損なわないよう、電線断面積の合計に応じた適切なスリーブ選定と圧着刻印を行う必要があります。
解き方
- 変圧器代用端子台の一次側(KIP電線)および二次側の渡り線(2.0mm白)、接地線(IV5.5mm2緑)、三相200V配線、単相100V配線を施工条件に従って接続する。
- アウトレットボックスにゴムブッシングを装着し、ケーブル外装・絶縁被覆を適切な寸法で剥ぎ取り、器具(レセプタクル、スイッチ、コンセント、引掛シーリング)の極性に注意して結線する。
- ボックスA(リングスリーブ)およびジョイント部B(差込形コネクタ)の複線図に従い、接地側電線・非接地側電線・スイッチ返り線をそれぞれ確実に接続する。
覚えるポイント
- V結線二次側の渡り線は太さ2.0mmの白色電線を使用する。
- リングスリーブ圧着時、2.0mm×1本+1.6mm×2本はスリーブ「小」・刻印「小」を使用する。
- ランプレセプタクルの受金ねじ部には必ず接地側電線(白色)を接続する。
間違えやすいところ
- 単相100V回路を誤ってT2のu端子とo端子から取り出してしまう結線ミス。
- ボックスAの接地側電線接続(2.0mm×1+1.6mm×3)でスリーブ「小」を用いてしまう圧着ミス。
- 接地極付コンセントの接地端子と接地側端子(W端子)を混同して結線する誤り。
出題の前提:令和2年度第一種電気工事士技能試験(2020年12月20日実施)候補問題No.3の施工条件及び公表解答例に基づく。
出典:電気技術者試験センター『令和2年度第一種電気工事士技能試験(12月20日) 課題3』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp)
令和2年度第一種電気工事士技能試験(12月20日) 課題3
参照した公式資料
電気技術者試験センターが公開した令和2年度第一種電気工事士技能試験(12月20日) 課題3の問題・解答資料です。
- 公式技能課題・施工条件 ↗ — www.shiken.or.jp(PDF・3ページ)
- 公式解答例・完成図 ↗ — www.shiken.or.jp(PDF・3ページ)

