学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。
平成29年度第一種電気工事士技能試験(12月3日) 課題2の概要
平成29年度第一種電気工事士技能試験 課題2の施工
技能試験 · 変圧器結線 / 三相3線式・単相2線式配線 / リングスリーブ圧着 / 差込形コネクタ接続
配線図および施工条件に従い、支給材料を用いて変圧器代用端子台(V-V結線)、アウトレットボックス(ジョイントA)、ジョイントボックスB、点滅器、コンセント、引掛シーリング、ランプレセプタクルを含む配線工事を完成させなさい。
解答・解説を表示
解答
変圧器代用端子台(T1・T2)の一次側を高圧(KIP)でV結線し、二次側はT1のvとT2のuを太さ2.0mm白でわたり配線して三相3線式200V(R:赤、S:白、T:黒)を取り出す。変圧器T2のo端子にB種接地線(IV 5.5mm2緑)および単相100V接地側(白)を、T2のv端子に単相100V非接地側(黒)を結線する。アウトレットボックスAでは、4箇所すべてにゴムブッシングを装着し、電線相互をリングスリーブで接続する(中スリーブ・刻印「中」×1、小スリーブ・刻印「小」×1、小スリーブ・刻印「○」×2)。ジョイントボックスBでは、支給の差込形コネクタ(2本用)4個を用いて各2本ずつ接続する。スイッチ「ロ」と接地極付コンセントは同一の埋込連用取付枠に取り付け、コンセントの接地極端子にD種接地線(IV 1.6mm緑)を結線する。
解説
V-V結線変圧器二次側から三相3線式200Vと単相2線式100Vを同時に取り出す回路構成です。中性点o端子へのB種接地線および単相回路接地側の結線ルール、リングスリーブ圧着工具のダイス選定基準(電線太さと本数による小・中の区分)を正確に理解して施工する必要があります。
解き方
- 単線図から施工条件(端子台結線、電線色別、接続方法)を読み取り複線図を作成する。
- 変圧器代用端子台に一次側KIPおよび二次側の三相(R・S・T)・単相(o・v)・B種接地線を正しく結線する。
- アウトレットボックスにブッシングを取り付け、電線を通し、リングスリーブの適切なサイズと圧着刻印(中1箇所、小3箇所)で接続する。
- ボックスBにおいて差込形コネクタ(2本用×4)で各回路を接続し、器具側の極性・接地線接続を仕上げる。
覚えるポイント
- 2.0mm電線1本と1.6mm電線3本の組み合わせはリングスリーブ中(刻印:中)を使用する。
- 2.0mm電線1本と1.6mm電線2本の組み合わせはリングスリーブ小(刻印:小)を使用する。
- ランプレセプタクルの受金ねじ部およびコンセントのW端子には必ず接地側電線(白色)を接続する。
間違えやすいところ
- 変圧器二次側わたり線(太さ2.0mm白)の接続位置を誤り、S相(白)との接続端子を間違える。
- アウトレットボックスAの接地側接続(2.0mm×1+1.6mm×3)でリングスリーブ小を使って圧着してしまう。
- 接地極付コンセントの接地端子と接地側極端子(W)を取り違えて配線する。
出題の前提:平成29年度第一種電気工事士技能試験(12月3日実施)課題2 施工条件
出典:電気技術者試験センター『平成29年度第一種電気工事士技能試験(12月3日) 課題2』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp)
平成29年度第一種電気工事士技能試験(12月3日) 課題2
参照した公式資料
電気技術者試験センターが公開した平成29年度第一種電気工事士技能試験(12月3日) 課題2の問題・解答資料です。
- 公式技能課題・施工条件 ↗ — www.shiken.or.jp(PDF・3ページ)
- 公式解答例・完成図 ↗ — www.shiken.or.jp(PDF・3ページ)

