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電気工事士試験 · 学習ガイド

平成26年度第一種電気工事士筆記試験の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

試験の概要
30:00

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コイルの起磁力と磁束の関係

電気理論 · 磁気回路 / 起磁力 / 磁束

図のように、鉄心に巻かれた巻数Nのコイルに電流Iが流れている。鉄心内の磁束Φに関する記述として、適切なものはどれか。ただし、漏れ磁束及び磁束の飽和は無視するものとする。

解答・解説を表示

解答

イ

解説

磁気回路における磁束Φ [Wb]は、起磁力F [A]を磁気抵抗Rm [A/Wb]で割った値(Φ=F/Rm)で表されます。コイルの起磁力Fは巻数Nと電流Iの積(F=NI)で表されるため、磁束の飽和や漏れ磁束がない理想的な鉄心では、磁束Φは起磁力NIに比例します。

解き方

  1. 巻数Nのコイルに電流Iを流したときに発生する起磁力FがF=NIであることを確認します。
  2. 磁気回路のオームの法則Φ=F/Rmに起磁力F=NIを代入し、磁束ΦがNIに比例することを導きます。
選択肢 イ正解
起磁力F=NIであり、磁気回路の法則Φ=NI/Rmより磁束はNIに正比例するため正しいです。
選択肢 ロ不正解
自己インダクタンスLはN^2に比例しますが、磁束Φは巻数Nの1乗に比例するため誤りです。
選択肢 ハ不正解
磁束Φは電流Iの1乗に比例し、電流の2乗には比例しないため誤りです。
選択肢 ニ不正解
磁束Φは起磁力NIに比例するため、NやIの2乗に比例するという記述は誤りです。

覚えるポイント

  • 磁気回路のオームの法則:Φ=F/Rm=NI/Rm(磁束は起磁力NIに比例)

間違えやすいところ

  • 自己インダクタンスLがN^2に比例することと混同して、磁束ΦもN^2に比例すると誤認しやすいです。

出題の前提:電気設備の基礎理論(磁気回路の起磁力と磁束の基本関係式)に基づく出題です。

出典:電気技術者試験センター『平成26年度第一種電気工事士筆記試験』
公式問題 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

平成26年度第一種電気工事士筆記試験

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成26年度第一種電気工事士筆記試験の問題・解答資料です。