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電気工事士試験 · 学習ガイド

令和6年度第一種電気工事士下期学科試験の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

試験の概要
30:00

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交流コイルのリアクタンスと電流の特性

電気理論 · 交流回路 / インダクタンス / 誘導リアクタンス

巻数 n のコイルに周波数 f の交流電圧 V を加えて電流 I を流す場合、電流 I に関する説明として誤っているものはどれか。

解答・解説を表示

解答

ハ

解説

コイルに交流電圧を加えたときの電流は、誘導リアクタンス X=2πfL に反比例します。リアクタンスとは、交流の流れを妨げる働きのことです。コイルの自己インダクタンス L は巻数の2乗と磁路の透磁率に比例するため、巻数を増やすか鉄心を入れると L が大きくなり、電流は減ります。

解き方

  1. コイルの誘導リアクタンス X=2πfL と、電流 I=V/X の式を確かめる。
  2. 自己インダクタンス L が巻数の2乗と透磁率に比例することをおさえる。
  3. 周波数 f、電圧 V、巻数 n、鉄心の有無で電流 I がどう変わるか比べ、誤りを探す。
選択肢 イ不正解
巻数を増やすと L が大きくなって電流が減るので、この記述は正しいです。
選択肢 ロ不正解
鉄心を入れると透磁率が上がって L が大きくなり、電流が減るので正しいです。
選択肢 ハ正解
周波数を高くするとリアクタンスが大きくなり、電流は逆に減るので誤りです。
選択肢 ニ不正解
電圧を上げると電流は比例して増えるので、この記述は正しいです。

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覚えるポイント

  • 誘導リアクタンス X_L = 2πfL [Ω]
  • 自己インダクタンス L は巻数の2乗に比例する

間違えやすいところ

  • コンデンサの容量リアクタンス 1/(2πfC) と混同し、周波数が上がると電流が増えると間違えやすいので注意します。

出題の前提:電気設備の技術基準・解釈および電気理論の基礎

出典:電気技術者試験センター『令和6年度第一種電気工事士下期学科試験』
公式問題 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

令和6年度第一種電気工事士下期学科試験

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した令和6年度第一種電気工事士下期学科試験の問題・解答資料です。