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電気工事士試験 · 学習ガイド

令和2年度第一種電気工事士筆記試験の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

試験の概要
30:00

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コンデンサ直並列回路の端子電圧

電気理論 · 静電容量 / コンデンサの直並列接続 / 分圧の計算

静電容量 6 μF のコンデンサ3個を図のように接続し、直流電圧 120 V を加えたとき、図中の電圧 V1 [V] の値として、最も近いものはどれか。

解答・解説を表示

解答

ニ

解説

コンデンサの並列合成容量は各容量の和となり、直列接続されたコンデンサ群に直流電圧を加えた場合、蓄えられる電荷Qが等しいため各コンデンサの端子電圧は静電容量に反比例して配分されます。

解き方

  1. 下段の並列に接続された2個のコンデンサ(各6 μF)の合成静電容量を計算し、C_p = 6 + 6 = 12 μF を求めます。
  2. 上段のコンデンサ(6 μF)と下段の合成容量(12 μF)が直列接続されているため、分圧の法則より V1 = 120 × (12 / (6 + 12)) = 80 V を算出します。
選択肢 イ不正解
10 V は誤りです。直列接続における静電容量と電圧配分の逆比例関係が正しく反映されていません。
選択肢 ロ不正解
30 V は誤りです。合成静電容量の計算または直列分圧の比率計算が誤っています。
選択肢 ハ不正解
50 V は誤りです。下段の並列容量12 μFに対して上段6 μFには電圧の3分の2がかかるため不適です。
選択肢 ニ正解
下段の合成静電容量12 μFと上段6 μFの逆比より、V1 = 120 × 12 / (6 + 12) = 80 V となり正しいです。

覚えるポイント

  • 直列接続されたコンデンサの端子電圧は静電容量の大きさに反比例して分圧される。

間違えやすいところ

  • 抵抗の直列分圧(抵抗値に比例)と混同して、容量に比例して分圧計算をしてしまう誤り。

出題の前提:電気設備技術基準および電気理論の基本公式に基づく出題

出典:電気技術者試験センター『令和2年度第一種電気工事士筆記試験』
公式問題 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

令和2年度第一種電気工事士筆記試験

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した令和2年度第一種電気工事士筆記試験の問題・解答資料です。