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電気工事士試験 · 学習ガイド

平成27年度第一種電気工事士筆記試験の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

試験の概要
30:00

問題番号から選ぶ

電線の電気抵抗の諸特性

電気理論 · 導体の電気抵抗 / 温度係数 / 導電率

電線の導体抵抗に関する記述として、誤っているものを1つ選べ。

解答・解説を表示

解答

イ

解説

金属導体の電気抵抗Rは抵抗率ρ、電線の長さL、断面積Aを用いてR=ρL/Aで表されます。また金属は正の温度係数をもつため、温度上昇に伴い電気抵抗は増加します。

解き方

  1. 電線の電気抵抗Rが長さLに比例し、断面積Aに反比例するという基本則(R=ρL/A)を確認します。
  2. 金属導体の温度特性として、温度が上昇すると抵抗値が増加する正の温度係数をもつことを適用し、誤りの選択肢を特定します。
選択肢 イ正解
金属導体は正の温度係数を持ち温度上昇に伴って抵抗値が増加するため、「小さくなる」という本記述は誤り(正解)です。
選択肢 ロ不正解
抵抗の公式R=ρL/Aのとおり、抵抗値は電線の長さに比例し断面積に反比例するため正しい記述です。
選択肢 ハ不正解
アルミニウムの抵抗率は約2.8×10^-8Ω·mであり軟銅(約1.7×10^-8Ω·m)より大きいため、同寸法での抵抗値はアルミニウムの方が大きくなり正しい記述です。
選択肢 ニ不正解
同一材料、同一長、同一断面積であれば、単線でもより線でも抵抗値はほぼ等しくなるため正しい記述です。

覚えるポイント

  • 金属導体の抵抗値は温度が上昇すると大きくなる(正の温度特性)。

間違えやすいところ

  • 電解液や半導体・絶縁体は温度上昇で抵抗が下がりますが、金属導体は逆に抵抗が増加します。

出題の前提:電気設備の基礎理論(導体の電気抵抗および温度特性)

出典:電気技術者試験センター『平成27年度第一種電気工事士筆記試験』
公式問題 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

平成27年度第一種電気工事士筆記試験

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成27年度第一種電気工事士筆記試験の問題・解答資料です。