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日商簿記検定 · 学習ガイド

第171回 1級 工業簿記・原価計算の問題・解答解説

1級の年度別過去問と、2・3級の公式サンプル問題を区別しています。問題文・答案用紙は公式PDFで確認できます。日本商工会議所が案内する解答・解説へのリンクは公式サンプル問題ページにあります。

全15設問のうち14設問の解説を掲載しています。指定答案用紙などが確認できない設問は掲載していません。

第171回 1級 工業簿記・原価計算の概要
30:00

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部門別計算における予定配賦率の算定

工業簿記 · 部門別計算 / 直接配賦法 / 予定配賦率

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解答・解説を表示

解答

第1診療部門の予定配賦率: 2,800円/時間、第2診療部門の予定配賦率: 1,900円/時間

解説

部門別計算の直接配賦法では、補助部門どうしのサービスのやり取りは考えず、製造部門(本問では診療部門)が使った割合だけを基準に、補助部門費を配賦します。製造部門の予定配賦率は、補助部門費の配賦額を足した部門費予算総額を、各部門の予定配賦基準の数値(予定診療時間)で割って計算します。

解き方

  1. 直接配賦法に基づき、診療部門の予定消費量合計で各補助部門の予算額を除して予定配賦単価を求めます。
  2. 各診療部門に配賦される補助部門費予算を算出し、第1次集計の部門費予算に加算して各診療部門の予算合計を算出します。
  3. 各診療部門の予算合計をそれぞれの予定診療時間で除して、診療部門ごとの予定配賦率を算定します。

答えの内訳

第1診療部門の予定配賦率:2,800円
A補助部門予定配賦単価は7,200,000円÷(4,200+3,000単位)=1,000円/単位、B補助部門予定配賦単価は4,800,000円÷(1,800+600単位)=2,000円/単位となります。第1診療部門への補助部門費配賦予算はA補助から4,200,000円、B補助から3,600,000円となり、第1次集計9,000,000円と合算した部門費予算合計は16,800,000円です。これを予定診療時間6,000時間で除して、予定配賦率は2,800円/時間となります。
第2診療部門の予定配賦率:1,900円
第2診療部門への補助部門費配賦予算はA補助から3,000,000円(3,000単位×1,000円)、B補助から1,200,000円(600単位×2,000円)となり、第1次集計5,300,000円と合算した部門費予算合計は9,500,000円です。これを予定診療時間5,000時間で除して、予定配賦率は1,900円/時間となります。

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覚えるポイント

  • 直接配賦法では補助部門同士の用役消費割合を無視し、製造部門のみの比率で配賦します。

間違えやすいところ

  • 補助部門の予定配賦単価を計算する際、自家消費分や他の補助部門への提供量を含めて割ってしまう誤りに注意が必要です。

出題の前提:第171回日商簿記検定1級 工業簿記 出題条件(問題文記載の部門費予算および消費量データ)

出典:日本商工会議所『第171回 1級 工業簿記・原価計算』
公式問題 p.2 ↗(www.kentei.ne.jp)

第171回 1級 工業簿記・原価計算

参照した公式資料

日本商工会議所が公開した第171回 1級 工業簿記・原価計算の問題・解答資料です。